2017年に私は初めてラオス(ラオス人民民主共和国)へ渡りました。全くの無知であった私は、その時にはじめてラオスと日本の歴史を知り心を打れました。
どことなく懐かしさを感じるラオスは古き良き日本の名残を感じる仏教徒の国であり、争いを嫌い、車のクラクションを鳴らすのも恥と捉えるほど、心の優しい国民性なのです。知れば知るほどこの国の人たちのぬくもりに癒されている私がいました。
しかし、発展途上国のこの国は、人々の心の豊かさとは裏腹に、たくさんの課題を抱えています。人口の7割が農業で生活をしていますが、農家の年収の低さを聞いて愕然としました。 農民年収が、首都で就労しているほぼ平均月収であるという事実。 農家は命を司る食料を生産している重要な仕事です。それに見合った代価を得てもらいたい。
「わたしに何か出来る事は無いだろうか?」
瞬時に思った事を昨日のように記憶しています。